「Cateras」のインフラアーキテクチャ
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アーキテクチャの工夫ポイント
サービス立ち上げ初期はエンジニアの数が少ないこともあり、開発メンバーが開発と兼任でインフラの面倒を見ていました。このような事情から、できるだけコストをかけずに管理、運用できるマネージドサービスや SaaS を積極的に採用しています。
コンテナオーケストレーションには他プロダクトですでに使用実績があり、慣れているメンバーも多い AWS Fargate を採用しました。認証基盤には Auth0 を採用することで、複雑な認証周りの処理やユーザ管理を少ないコストで迅速に実装しています。監視には Datadog の各種機能を惜しみなく使い、情報を Datadog で一元管理することで、運用効率を高めています。
現在のアーキテクチャの課題と今後の改善予定
喫緊の課題としては、開発中の機能を検証するために使用できる環境数が限られており、メンバー間で環境の取り合いが発生する問題があります。
AWS Proton を使って新たに検証用の環境を構築するための仕組みを用意しているのですが、検証の都度環境を用意するには手間と時間がかかり過ぎるため、ほとんど活用されておらず、常設の環境が使いまわされています。本問題の対策として、GitHub の PR 毎に検証環境を用意する仕組みを検討しています。
【サービス公式サイト】
https://www.ashita-team.com/
https://www.ashita-team.com/cateras/
アーキテクチャを構成するツール
会社情報
株式会社あしたのチーム
あしたのチームは「誰もが "ワクワク" 働ける世界を創る」をビジョンに掲げ、人事評価制度の構築・運用・クラウド化で "人と組織の成長" を支援。24年4月、パフォーマンスマネジメントプラットフォーム『Cateras™』をリリース。