CloudFront + S3で静的コンテンツを配信する
レビュー投稿日の情報になります
株式会社LCL / Takara
メンバー / バックエンドエンジニア / 従業員規模: 11名〜50名
最終更新日投稿日
利用機能 | ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 | 事業形態 |
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S3と連携した静的ファイルのホスティング機能 | 10名以下 | 2024年5月 | B to C |
利用機能 | S3と連携した静的ファイルのホスティング機能 |
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ツールの利用規模 | 10名以下 |
ツールの利用開始時期 | 2024年5月 |
事業形態 | B to C |
アーキテクチャ

導入の背景・解決したかった問題
導入背景
ツール導入前の課題
サービスクローズにあたり、ECSで稼働しているWebアプリケーションから、静的ページのホスティングに切り替える必要がありました。
どのような状態を目指していたか
サービスクローズのページなので、出来る限りシンプルな構成にして、運用コストがほぼかからない状態を目指していました。
導入の成果
無料かつ運用コストがほぼゼロという、事前に想定していた通りの運用をすることができました。
導入時の苦労・悩み
今回の構成でホスティングした経験が無かったため、S3のアクセス権限周りの設定を学び直しましたが、バケットポリシー・ACL・OAC等の似たような概念が多く、理解までに少し時間がかかりました。
詰まったポイントについては↓の記事で細かく解説しています。
S3+CloudFrontでの配信基盤の構築で詰まったポイント
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
- 無料枠が大きいため、ほぼ0円で運用できる
- アクセス数も大きくスパイクしない想定のページだった
- 運用に手間がかからない
- S3に静的ファイルを配置するだけでOK
- リリースが簡単
- Route53のレコードの向き先をALB→CloudFrontに切り替えるだけ
上記のメリットを伝えました。
同じくらいの恩恵が受けられる代替候補も特に無かったため、スムーズに受け入れられました。
活用方法
よく使う機能
S3に配置したファイルのホスティング機能
ツールの良い点
- 無料枠の範囲が大きい
- 発生した料金は$0.5/年ほど
- 運用コストが低い
- 現時点で障害などのトラブルは1度も発生しておらず、安定した運用が出来ている
ツールの課題点
- S3に配置したファイルの公開権限周りの設定がやや複雑(CloudFrontそのものの課題ではないが)
- バケットポリシー、ACL、パブリックアクセスブロック、OAC/OAI等
今後の展望
S3の権限周りの設定で苦戦したものの、Terraformで構築しているため今後同様のパターンで実装したい場合はすぐに同じ環境を用意できそうです。
株式会社LCL / Takara
メンバー / バックエンドエンジニア / 従業員規模: 11名〜50名
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