CodeRabbitを導入して1年超経ちました
株式会社アダコテック / 植草康二
開発部長 / バックエンドエンジニア / 従業員規模: 11名〜50名 / エンジニア組織: 10名以下
| 利用プラン | 利用機能 | ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 | 事業形態 |
|---|---|---|---|---|
Liteプラン | PRレビュー機能 | 10名以下 | 2025年1月 | B to B |
| 利用プラン | Liteプラン |
|---|---|
| 利用機能 | PRレビュー機能 |
| ツールの利用規模 | 10名以下 |
| ツールの利用開始時期 | 2025年1月 |
| 事業形態 | B to B |
導入の背景・解決したかった問題
導入背景
ツール導入前の課題
アダコテックでは10名以下という比較的小規模な開発チームで複数のプロダクトを開発しています。その中では以下のような課題が生じます。
- 様々なプロダクトに関わったエンジニアにレビュー依頼が集中する(結果スタックする)
- コードベースによってはメンテナ1名で細かなコードレビューができる体制をとれない
また、一般論としてコードレビューは業務負荷が高く、レビュワー個人あるいは忙しさによる差が発生しがちで、常に精度の高いレビューを維持するのは簡単ではありません。
どのような状態を目指していたか
コードレビューをAIに任せることにより、以下のような効果を期待しました。
- 常に一定以上のクオリティ/スピードで実装者にFBを返せる体制
- 人間のレビュー負荷の低減
導入の成果
改善したかった課題はどれくらい解決されたか
人間によるレビューの負荷は確実に削減されたと実感しています。
- typoやスタイルの問題など軽微な問題を検知
- (全てではないにしろ)不具合の発生パターンを指摘
- 陳腐化したコメントと実装の不整合を指摘
- 人間が気づきにくいエラーハンドリングの漏れ、セキュリティ上の懸念などの指摘をしてくれる
このような問題が状態で人間レビューに入ることができます。レビュワーはコードの詳細への注意の負荷を減らし、大枠の実装方法に重点を置くことができるようになりました。
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
コードレビューの負荷というのは、エンジニアの共通認識でした。 月単位契約で $15/人・月(※)から始められる、という手軽さもあり、まずは入れてみよう、イマイチなら解約すればよいという判断により使用を開始しました。
※導入当初。執筆時点では$30/人・月(Proプラン)が最小プランのようです。
活用方法
- 全PRでCodeRabbitのチェックが入っています。CodeRabbitの指摘は全て潰したうえで人間のレビューを入れるという運用をしています。
- 指摘の中には的外れであったりスコープ外の対応を要求するものが含まれる場合があります。この場合は対応しない理由を返信するように運用しています。その後指摘を取り下げたり、こちらの判断に対する反論を返してきたりします。鵜呑みにする or 無視する よりもレビュー対応が有意義なものになります。
- 最近ではCodeRabbitの指摘をClaudeなどのエージェントに読み込ませて対応するSKILLも作っています。実装エージェント←→レビューエージェントの間で話がついたものを人間が確認する、というフローが多いです。
よく使う機能
PRレビュー
ツールの良い点
- 価格の割に寛大なRate Limit
- レビュー内容
- 指摘事項が解消されると自動的にResolveされる
- 返信することで、指摘内容を再考してくれる
- 返信内容を学習し、使っていく中でレビューコメントの精度が高くなっていく
ツールの課題点
- 寛大ではあるが、Rate Limitは1時間のウィンドウで設定されているため、PRが短時間に集中するとRate Limitを超えてボトルネック化する(AIを使った並列開発をしていると当たるケースがあります)
- 導入当初は的を外したレビューが多かった(レビューに対して返信すると、以後はこの指摘も踏まえたレビューをするようになります。更にAIの性能向上もあり現在は気になっていません。)
ツールを検討されている方へ
本記事執筆時点で我々は Liteプランで契約をしています。このプランは廃止されていて、Proプランからとなっている点にご注意ください。 最近ではAIを使ったコードレビューのサービスは多く出てきています。Codex, Devin Review, Copilot Reviewは使用実績があります。我々の用途の場合、CodeRabbitはこれらと比べてもコストパフォーマンスに優れた選択肢と評価しています。
使用感については弊社テックブログでも記事を書いているので、ぜひご確認ください!→https://techblog.adacotech.co.jp/entry/2025/10/30/120000
今後の展望
- CodeRabbitの導入から1年以上が経過し、日常の開発に当たり前に組み込まれる存在となりました。
- CodeRabbitは頻繁にアップデートが入っています。プランの引き上げをしないと解放されませんが、実装エージェントに踏み込んだ機能もリリースされています。実装用のエージェントとのすみ分けを考えつつ、より活用していきたいと考えています。
株式会社アダコテック / 植草康二
開発部長 / バックエンドエンジニア / 従業員規模: 11名〜50名 / エンジニア組織: 10名以下
よく見られているレビュー
株式会社アダコテック / 植草康二
開発部長 / バックエンドエンジニア / 従業員規模: 11名〜50名 / エンジニア組織: 10名以下
レビューしているツール
目次
- 導入の背景・解決したかった問題
- 活用方法


