APMツールとしてDatadogを選定した理由
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株式会社Goals / imamura-ko-0314
チームリーダー / インフラエンジニア / 従業員規模: 51名〜100名 / エンジニア組織: 11名〜50名
| 利用プラン | 利用機能 | ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 | 事業形態 |
|---|---|---|---|---|
Datadog Pro | APM、Profiler、Log Management、Serverless、RUM、Cloud Cost Management | 51名〜100名 | 2021年2月 | B to B |
| 利用プラン | Datadog Pro |
|---|---|
| 利用機能 | APM、Profiler、Log Management、Serverless、RUM、Cloud Cost Management |
| ツールの利用規模 | 51名〜100名 |
| ツールの利用開始時期 | 2021年2月 |
| 事業形態 | B to B |
アーキテクチャ
会員限定コンテンツ無料登録してアーキテクチャを見る導入の背景・解決したかった問題
導入背景
ツールの導入/検討時は会社としてまだ黎明期であり、専任のインフラエンジニア/SRE担当がいませんでした。
しかし自社サービスの利用者も増加しており、サービスのパフォーマンスの監視/分析ができるようなApplication Performance Management(APM)のツールを導入したいという悩みを抱えていました。
そのため、専門的な知見を有する者(専任のインフラエンジニア/SRE担当)がいなくとも、導入が容易なツールを選定したいという背景がありました。
比較検討したサービス
- New Relic
- Mackerel
- Nagios
- Zabbix
比較した軸
- 導入検証の容易さ
- トライアルの有無、加えてトライアル期間の長さ
- 導入までに必要な操作(アクション)の容易さ
選定理由
- トライアル期間で実際に導入検証を行い、比較したサービスの中で最も導入が容易だった
- 料金体系が監視対象のサービス単位で課金され、ツールが利用できるDatadogアカウント数は影響を受けない
- 料金面を考慮せずにDatadogアカウントを作成することができ、社内への展開が容易だった
導入の成果
ツールの導入までは監視/分析するための手段がなかった領域を、確認できるような環境を構築することができました。
結果として、今では以下のような項目を監視/分析することができるようになっています。
- 各タスクのCPU、メモリ等のパフォーマンス
- データベースのパフォーマンス/負荷状況
- ログ監視
- Webサービスの死活監視
- Webサービス画面のパフォーマンス
- UX監視
- インフラ費用
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
初期導入時はAPM機能の利用を主とした導入目的でしたが、Datadogというパッケージ的(多機能)なツールである側面を説明し、将来的に「〇〇な領域も監視/分析したい」といった要望が発生した場合の拡張性を説明しました。
また、Datadogの料金体系についても説明し、Datadogアカウント数とツール料金に相関性がないことがツール選定の決め手の1つになりました。
活用方法
よく使う機能
- APM/Profiler
- アプリケーションのエラー発生時の分析/調査に利用しています
- また、アプリケーションロジックのパフォーマンス改善を目的とした分析をしています
- RUM
- 自社Webサービスの利用者のマウス動線/クリック等のアクションの分析をしています
- また、フロントエンドのエラー発生時の分析/調査に利用しています
- Cloud Cost Management
- 定期的にAWS等のクラウドコストを監視するために、専用のダッシュボードを用意してコストの分析をしています
ツールの良い点
- 利用している方が多く、知見を集めやすい
- Datadog社の公式ドキュメントだけでなく、有志のドキュメントも豊富でキャッチアップが容易な環境が整っています
- また、ユーザーコミュニティも大きく「Datadog」を共通言語として様々な方と情報交換することができます
ツールの課題点
- 良くも悪くも機能がアップデートされ続けている
- 1度構築したら終わりというツールではなく、最新機能のキャッチアップを続けることで真の価値を享受することができます
ツールを検討されている方へ
導入検討の最初の1歩目として、無料トライアルを試してみることは非常に有用な選択肢です。
ただし、提供されている機能群が膨大にありますので、最初から抱えている全ての悩みを解決できる最善な構築を目指すことは非常に大変です。
解決したい/検証したい悩みを絞り、少しずつ最適な構築を目指すような意識で選定をすると良いと思います。
株式会社Goals / imamura-ko-0314
チームリーダー / インフラエンジニア / 従業員規模: 51名〜100名 / エンジニア組織: 11名〜50名
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目次
- アーキテクチャ
- 導入の背景・解決したかった問題
- 活用方法