株式会社tacomsでのDevin活用事例

Devinにより一人一人がどこまで並列に近い状態で開発を進めれるかの仮説検証をしたかった。
こちらの記事に導入の目的を書きましたのでご覧ください。
https://zenn.dev/tacoms/articles/efeb008ce810f3

なし（当時自立型コーディングAIエージェントはなかった記憶）

• トイルとなっていた作業をDevinに任せられるようになった
  • 依頼のたびにある箇所を修正をしないといけないタスクを、同様の修正の行ったプルリクエストを例にDevinに指示するとそのとおり修正してくれるので、このタスクにかかる工数を大幅に削減できた
• 気になっていたちょっとした修正をDevinに任せられるようになった
  • 「ここはこうしたほうがよかったけど、直すほどでもないな」というちょっとした修正をDevinにお願いすることでコード品質が上がった
• ライブラリのバージョンアップの影響調査をDevinにしてもらい、影響調査工数を削減できた
  • 詳細はこちら https://zenn.dev/tacoms/articles/8e3743b83eae93
• Devin Wikiによって、エンジニア以外でもプロダクトの仕様を理解できるようになった
  • Devin Wikiはプロダクトのコードを読み取ることで、ビジネスロジックもある程度体系的に理解してくれ、ドキュメンテーションをしてくれる機能。このドキュメントを元に質問に答えてくれる
  • コードが読めない方でも、ビジネスロジックを質問をDevinに質問すれば回答をもらえる。その結果エンジニアへの問い合わせの工数を多少削減できた

• どんなことを任せられるのか、かなり手探りだった
  • 個人個人が使ってみた知見を定期的に共有し、活用がどんどん広まっていった

通常のコーディングAIエージェントと違い、自律的で一気通貫でタスクをやり遂げられるのはDevinの唯一性です。
単純に考えてエンジニアチームのヘッドカウントが1増える（あるいはそれ以上）ことになるため、今後も利用は継続していきたいと考えています。
しかし似たようなサービスが今後も出てきたため、それらを使用し比較しつづけて行きたいと思っています。

我々は「tacoms AI Lab」を立ち上げ、今後業界をリードするAIスタートアップへと進化します。
https://note.com/tacoms_note/n/n49483e998c75

Devin以外にも積極的にAI技術を取り入れ、開発組織全体をAIネイティブにし、より多くの発明をすることで社会的な課題を解決し続ける組織になっていきたいと考えています。