Devinを活用した開発生産性の向上
株式会社ナレッジワーク / zi
メンバー / フロントエンドエンジニア / 従業員規模: 101名〜300名 / エンジニア組織: 51名〜100名
ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 | 事業形態 |
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51名〜100名 | 2025年2月 | B to B |
ツールの利用規模 | 51名〜100名 |
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ツールの利用開始時期 | 2025年2月 |
事業形態 | B to B |
導入の背景・解決したかった問題
導入背景
ツール導入時の背景
社内で各種AI開発ツールを積極的に活用し、開発生産性を改善していこうという流れがありました。
どのような状態を目指していたか
エンジニアがAIツールを使いこなし、開発速度を更に向上させられる状態を目指していました。
導入の成果
どのような成果が得られたか
Devinを利用することで機能開発における小さなサブタスクやバグ修正などをさっと実装できるようになり開発速度が向上したと思われます。 特に、ローカル環境から完全に切り離された環境で並列作業できること、Ask Devinを利用したプロンプト生成が便利でした。
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
Devin自体の導入に際しては、モデル学習に関してオプトアウトができることなど、法務・セキュリティ観点で利用できるかを検証しました。
活用方法
主に、小さめの機能開発やバグ修正に利用しています。 個人的な使い方としては、以下のフローに沿って行うことが多いです。
- Ask Devinを使い、修正箇所を洗い出す。
- Ask Devinの指示プロンプト生成機能を利用し、指示プロンプトを作成させる。
- そのままDevin Sessionを起動し、Pull Requestが出るまで待つ。
Devinが作成したPull Requestが思った内容と違った場合は、Pull Request上で指示ができます。感覚としては、チームメンバーが出してきたPull Requestにコメントをしているのとほぼ変わらず、普段のフローと変わらないためとても手馴染みが良いです。
よく使う機能
Devin Session
Devinの主要機能です。依頼プロンプトを渡すとそれに沿って実装を進め、Pull Requestの作成まで行ってくれるので便利です。
Ask Devin
Devinの隠れた主要機能。Devinと連係しているリポジトリに関する質問をすると、リポジトリを横断的に検索し、回答を出してくれます。さらに、その回答を元にDevin Session用のプロンプトを生成でき、修正してほしいファイルや修正方針などを的確に生成できます。
ツールの良い点
- ローカル開発環境ではなく完全にリモートで実施してくれる点。
- Ask Devinの精度。
- Ask Devinから指示プロンプトを生成する機能。
ツールの課題点
- やや大きめのタスクに対してあまり適切な実装をできない点。
- 1つのDevin Sessionが長くなると、著しく開発の精度が落ちる点。
株式会社ナレッジワーク / zi
メンバー / フロントエンドエンジニア / 従業員規模: 101名〜300名 / エンジニア組織: 51名〜100名
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