フィッツプラスでのDevin活用事例

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株式会社フィッツプラス / umetsu

メンバー / フロントエンドエンジニア / 従業員規模: 51名〜100名

最終更新日2025/12/01投稿日2025/12/02

利用プラン

ツールの利用規模

ツールの利用開始時期

事業形態

Teamプラン

10名以下

2025年6月

B to B

B to C

利用プラン	Teamプラン
ツールの利用規模	10名以下
ツールの利用開始時期	2025年6月
事業形態	B to B B to C

導入の背景・解決したかった問題

導入背景

どのような状態を目指していたか

AIを当たり前に使える環境を作りたかったという思いがあります。

導入にあたり、以下の2種類のAIをそれぞれ探していました。

人間と協働して同期的に動いてくれるAI
自律的に動いてくれて非同期に開発できるAI

Devinは2.の非同期に開発できるAIに合致したため選択しました。
まずはトライアルとして月額$20のCoreプランから始められたのもよかったです。

導入の成果

手が回らずに残り続けていたタスクをDevinに任せられるようになり、改善が進むようになりました。

直近の成果だと下記のようなものがあります。
フロントエンドチームでは最近コーディングルールを策定し、そのルールを守れるようにESLintの設定も行いました。
しかし、途中からESLint Ruleを追加したため、大量のリンターエラーが出てしまいました。
これらのエラー解消をDevinに頼むことで迅速に解消することができました。

導入に向けた社内への説明

上長・チームへの説明

AI導入に向けたトライアルを上長が主導してくれたため、説明は特に必要ありませんでした。

活用方法

よく使う機能

Devin Session

Devinに任せっぱなしにできるように、ゴールが明確で小さく完結したタスクを渡すようにしています。
具体的には下記のようなものが多いです。

Linter対応
自動テストの追加
作業内容が明確なリファクタリング
ライブラリ更新

また、複数のDevin Sessionを同時に走らせて並列で作業を進めることもあります。

Ask Devin

仕様の調査が必要なとき、他のエンジニアに聞く前にAsk Devinを利用します。
複数のリポジトリにまたがった調査が行えるのもDevinの特徴だと思います。

最近ではエンジニアだけでなく、PdMの方々もAsk Devinを使って仕様の調査を行っているようです。
ビジネス側から来た仕様的な質問に対してPdMが一次調査に使えるようになったため、素早く回答できるようになり業務がスムーズになりました。
Ask Devinは現状無料で利用できるので、使ってもらうハードルが低いことも大きなメリットです。

また、プロンプト作成機能もよく使っています。
Devinには作業に関する具体的なプロンプトを渡したほうがいいとされていますが、これを人間が都度作成するのは手間です。
プロンプト生成の機能を使うと次のような流れで作業できます。

作業を開始する前にAsk Devinを利用してDevinと認識合わせを行う
詳細なプロンプトを自動生成してもらう
そのままDevin Sessionにプロンプトを引き継ぎ作業を行う

この機能はとても便利で重宝しています。私のイチオシです。

参考: Ask Devin - 4. Start a Session from Ask Devin | Devin Docs

ツールの良い点

人間の力を借りずに自律的にタスクを進めてくれるところ
- PCの前にいなくてもタスクが進む
- オフィス移動前にDevinに任せておき、オフィスについたらpull requestを確認といったことが可能
複数のリポジトリにまたがる作業も行える
- 関連するリポジトリ全体にissueを作る、まとめてドキュメントを更新するなど