株式会社ヌーラボのMackerel導入事例
株式会社ヌーラボ / futahashi
テックリード / テックリード / 従業員規模: 101名〜300名 / エンジニア組織: 51名〜100名
利用プラン | 利用機能 | ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 | 事業形態 |
---|---|---|---|---|
スタンダードプラン | 機能全般 | 51名〜100名 | 2014年 | B to B B to C |
利用プラン | スタンダードプラン |
---|---|
利用機能 | 機能全般 |
ツールの利用規模 | 51名〜100名 |
ツールの利用開始時期 | 2014年 |
事業形態 | B to B B to C |
導入の背景・解決したかった問題
導入背景
ツール導入前の課題
- サーバへの監視ツールの導入や管理の負担が大きい。
- 監視ツールを一部の人しか活用できていない。
- クラウドで大規模にスケール/リプレースする構成を効果的に監視できていない。
どのような状態を目指していたか
- 監視ツールの導入と運用管理の負荷を減らしサービス立ち上げを迅速にする。
- 監視ツールを開発と運用チームで幅広く活用する。
- クラウドに適した監視を実現する。
比較検討したサービス
- Amazon CloudWatch
- Datadog
- New Relic
- Prometheus + Grafana (self hosted)
比較した軸
- 監視ツールの導入や管理の負担
- UIの見やすさや使いやすさ
- クラウドとの親和性
- 利用料金
選定理由
- 監視ツールの導入や管理が楽な点
- 依存関係の少ないGo製のエージェント
- UIが見やすく使いやすい点
- 誰でも直感的に操作しやすい
- ダッシュボードやRoleを用いてデータの比較がしやすい
- クラウドとの親和性
- インテグレーションでクラウドのリソースも監視できる
- スケール/リプレースするサーバをRole単位で管理できる
- 株式会社はてなの大規模長期運用ノウハウの安心感
導入の成果
改善したかった課題はどれくらい解決されたか
前述した課題はすべて解決できました。
どのような成果が得られたか
監視ツールの運用負担は無くなり本質的なサービス改善に時間を費やすことができています。AWSクラウド上で複数のプロダクトを提供していますが、すべてのワークロードでMackerelを導入して効果的な監視が実現できています。チームで育てる監視の文化が根づき、サービスの改善に組織で向かい合えるようになりました。
導入時の苦労・悩み
特にありません。
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
課題感は社内で共有されていたため、開発環境でPoCを実施して検証を行いました。結果として課題解決に適したソリューションであることが確信できたため、本番環境へ段階的に導入を進めていきました。当時は少人数での運用で、費用としても適切なレベルであったため、特別大きな説明をすることはなかったです。
活用方法
- チームでの定期的なメトリクスの傾向分析
- クラウドリソースの監視
- アラートの内容や状況の確認
- アラート発生時の修復操作の自動化
- サービスの外形監視
よく使う機能
- AWSインテグレーション
- PagerDutyへの通知
- Slackへの通知
- カスタムダッシュボード
- 外形監視
- アノテーション
- 式による監視
- ロール内異常検知
- プラグイン
ツールの良い点
- 導入が簡単。
- UIが見やすく使いやすい。
- クラウドとの親和性が高い。
- 利用人数による課金が発生しない。
- サービスが成熟しており安定稼働している。
- コミュニティが活発でユーザの声をよく聞いてくれる。
ツールの課題点
- オブザーバビリティ関連の機能が少ない (今後は、Mackerelがオブザーバビリティプラットフォームとして進化を計画を予定しているそうです。)
ツールを検討されている方へ
Mackerelは使いやすさにこだわりを感じる製品です。誰でもシンプルに分かりやすく利用ができるのが特長です。監視を手軽に導入したい方や、開発と運用含めてチームで監視を育てたい方などに特にオススメできます。
今後の展望
株式会社ヌーラボでは、大規模化/複雑化するシステムを運用する中で、高信頼性のサービスを提供し続けるためにオブザーバビリティの向上に注力していく予定です。 Mackerelがオブザーバビリティプラットフォームとして進化を計画しているため、活用できるか検討したいと思っています。
株式会社ヌーラボ / futahashi
テックリード / テックリード / 従業員規模: 101名〜300名 / エンジニア組織: 51名〜100名
株式会社ヌーラボ / futahashi
テックリード / テックリード / 従業員規模: 101名〜300名 / エンジニア組織: 51名〜100名