株式会社キネカ ~ New Relic導入して良かったこと ~
株式会社キネカ / scrpgil
CTO・VPoE / CTO / 従業員規模: 11名〜50名 / エンジニア組織: 11名〜50名
利用プラン | 利用機能 | ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 | 事業形態 |
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New Relic One Pro | パフォーマンス監視機能 | 10名以下 | 2019年3月 | B to C C to C |
利用プラン | New Relic One Pro |
---|---|
利用機能 | パフォーマンス監視機能 |
ツールの利用規模 | 10名以下 |
ツールの利用開始時期 | 2019年3月 |
事業形態 | B to C C to C |
アーキテクチャ
アーキテクチャの意図・工夫
NewRelic利用前から、BigQueryでのログ閲覧は行っていたが、NewRelic導入後は、NewRelic Logsを利用するようにしています。 動作も軽く、利用料も抑えられたため満足しています。
導入の背景・解決したかった問題
導入背景
ツール導入前の課題
自社サービスの運用面で、以下の課題を感じていました。
- エラー検知
- スロークエリ
- パフォーマンス改善
どのような状態を目指していたか
- APM Transactionを使ったパフォーマンス改善
- APM Errorsを使ったエラー検知
- Synthetic Monitoring、NewRelic Alertを使った死活監視
- NewRelic Logsを使った障害時の調査
比較検討したサービス
- Datadog
- 一度、Datadogへの移行を検討し、営業と話した上で実際にテスト利用も行いました。しかし、いざ運用してみると当初の想定よりコストがかかってしまい、NewRelicから乗り換えるメリットがなくなってしまいました。
比較した軸
- コスト
- APMの使いやすさ
選定理由
課金体系のわかりやすさ
ユーザーごとの課金なので、責任者を立てて運用しやすいです。新しい機能が追加されても、追加コストや稟議を行う必要がないのが良い点です。
また、年一括払いもあるので、昨今のドル円相場のことを毎月気にする必要がないのも良い点です。
導入の成果
改善したかった課題はどれくらい解決されたか
上記の課題はほぼ改善されました。
どのような成果が得られたか
- NewRelic + Slackを利用した障害検知、サーバー死活監視。
- スロークエリの特定と改善
- スローAPIの特定と改善
- New Relic Logsを使った障害調査
導入時の苦労・悩み
特になかったです。 公式のRuby Agentが優秀であり、すぐに運用開始できました。
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
保守・運用を行う上で、一人分のエンジニアを雇うよりコストメリットがあります。また、障害発生時の復旧スピードが上がるため、結果としてコストを抑えることができます。
活用方法
よく使う機能
APM Transaction、Errors パフォーマンスやエラー調査に利用します。スロークエリの特定や改善にも役立ちます。
NewRelic Logs ログの検索が高速で、BigQueryよりも使いやすいです。
ツールの良い点
- 課金体系が明快
- 動作が軽く、ここ数年でUI面が進化してかなり使いやすくなりました。
ツールの課題点
- BasicユーザーもAPM or Logs使えるとありがたいです。
- Datadogに営業力で押されてる感触があります。
ツールを検討されている方へ
無料枠があるので気軽に触ってみて欲しいです。
株式会社キネカ / scrpgil
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- 導入の背景・解決したかった問題
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