Snykとは?機能や特徴・製品の概要まとめ
Snykのプロダクト概要
Snykとは
世界最大規模の脆弱性データベースを有する Snyk(スニーク) は、次世代の脆弱性管理ツールを提供しています。圧倒的に早いスキャンスピードと誤検知の低さによるリスク低減、コードからコンテナ・IaC に亘る包括的な管理が可能で、SDLC 全体のセキュリティを向上。経済産業省の 「ソフトウェア管理に向けたSBOM(Software Bill of Materials)の導入に関する手引」でもSBOM に関するツールとして紹介されています。
Snykの特徴
1. Snyk Code
コードの脆弱性をリアルタイムで検知して修正。
IDEのインラインの自動スキャンにより、あらゆるPRやレポを、ビルド不要で数分でスキャン。既存の問題を評価し、優先順位を設定することができます。
また、ほとんどの一般的な言語、IDE、および CI/CD ツールと互換性があり網羅的にカバーされています。更に、強力な機械学習エンジンが何百万ものオープンソースライブラリを調べ、ヒューマンインザループAIによる堅牢なナレッジベースの構築を支援しており、専門的な知識を得ながら対応できます。
2. Snyk Open Source
オープンソースとその依存関係にある脆弱性を検知。
本番環境をテストして既存の脆弱性にさらされていないことを確認できる他、IDEまたはCLIでコーディング中のコードや、マージ前のプルリクエストをスキャンできます。
また、セキュリティエンジニアや GRC チーム向けにパッケージ化されたリアルタイムおよび履歴レポーティングを活用して、規制関連および社内セキュリティポリシーの遵守状況を継続的に評価できます。
3. Snyk Container
コンテナやKubernetesアプリケーションの脆弱性を検知。
SDLC全体でワークロードが本番環境に到達する前に脆弱性を発見できることが、大きな特徴の1つです。統合された開発者セキュリティプラットフォームから、コンテナおよびコンテナに含まれるオープンソースの依存関係を一度にスキャンして検知・対応できるほか、開発者向けにベースイメージについての提案を表示し、自動的にアップグレードして脆弱性を解決できます。
また攻撃の練度や安全でないワークロード設定などのリスクシグナルに基づいた優先度スコアリングにより、優先度が高いものから順に対応することが可能になります。