Terragruntとは?機能や特徴・製品の概要まとめ
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Terragrunt
Gruntwork, Inc.
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Terragruntのプロダクト概要
Terragruntとは
OpenTofu/Terraform で記述された Infrastructure as Code の拡張を可能にする柔軟なオーケストレーション ツールです。
| 利用企業数 | 非公開 | 日本語サポート | なし | 無料トライアル | なし |
|---|---|---|---|---|---|
| カスタマーサクセス | あり | 公式ドキュメント | あり |
Terragruntの特徴
"### 1.共通設定の継承と再利用 terragrunt.hcl を用いて、複数モジュール/環境で共通となる設定(バックエンド、プロバイダ、変数など)を親ファイルに定義し、子ファイルがそれを継承・上書きできます。これにより、環境(開発/ステージング/本番)ごとに異なる部分だけを定義でき、コードの重複を減らし、構成の一貫性を保ちやすくなります。
2.マルチ環境・マルチモジュールの管理の簡素化
複数の「ユニット(モジュールごとのディレクトリ構造)」や「スタック(開発/本番などの環境群)」を、terragrunt run --all apply などでまとめて実行できます。環境ごとの差分を明確にしながらも、共通モジュールを使い回せるため、大規模/複雑な構成になった際に管理が容易になります。
3.リモートステート・依存関係・フックの統合管理
リモートステート(例:S3+DynamoDBロック)やプロバイダ設定を親子関係で一括定義でき、各モジュールで重複設定しなくて済みます。また、モジュール間の依存関係(dependency ブロック)やライフサイクル前後に実行するカスタム処理(フック)も設定でき、Terraform単体では実現しにくい運用面の工夫が可能です。
