BugSnagによるエンジニア主体のエラー監視
レビュー投稿日の情報になります
株式会社Schoo / 福島丈士
メンバー / フロントエンドエンジニア
最終更新日投稿日
利用プラン | 利用機能 | ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 | 事業形態 |
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select plan | エラー監視 | 10名以下 | 2023年4月 | B to B |
利用プラン | select plan |
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利用機能 | エラー監視 |
ツールの利用規模 | 10名以下 |
ツールの利用開始時期 | 2023年4月 |
事業形態 | B to B |
アーキテクチャ
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導入の背景・解決したかった問題
導入背景
ツール導入前の課題
当時は、ユーザーからCS(カスタマーサクセス)への問い合わせ等によって初めてアプリケーションのエラーを検知し対応することも度々ありました。
そのため、問い合わせ時のCSコスト削減やプロダクトの品質向上のため、開発エンジニアが主体的にエラーを監視し、迅速に対応できる環境を作る必要がありました。
どのような状態を目指していたか
アプリケーションで発生するエラーをリアルタイムで監視し、エラーの発生状況や頻度、重要度を確認できるようにしたいと考えていました。
また、重要なエラーに対しては迅速に対応し、プロダクトの品質向上とユーザー体験を低下させないことを目指していました。
比較検討したサービス
- Sentry
- Datadog (Error Tracking)
比較した軸
Rubyとそのフレームワーク、ライブラリに対応していること
選定理由
検討当時、アプリケーションのRubyのバージョンが低く、対応しているサービスが限られていましたが、BugSnagは対応していたため、導入を決定しました。
導入の成果
改善したかった課題はどれくらい解決されたか
- 問い合わせ起因のエラー発覚が減少し、開発エンジニアが主体的にエラーを検知できるようになった
どのような成果が得られたか
- 発生しているエラーを管理して、改善することでプロダクトの品質が向上した
- CSへの問い合わせ件数が減り、CSコストが削減できた
- エラー検知から対応までのスピードが向上し、ユーザー体験の低下を防ぐことができた
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
- エラー監視に対する現状の課題を説明、共有
- BugSnagは無料プランでサポートしている範囲が広く、試験的に導入可能なことを説明
活用方法
毎朝のデイリースクラムでBugSnagからSlackへ通知されたエラー内容を開発チーム全員で確認しています。
通知されたものは影響を確認して優先的に対応した方がいいものや、チケット起票して後から対応するもの等をその場で確認しています。
よく使う機能
エラー監視
ツールの良い点
- アプリケーションへの導入が簡単
- UI/UXが直感的でエラー状況が一目で確認できる
- エラー時のスタックトレースやリクエスト内容、ログインユーザー、セッション情報が確認できる
ツールの課題点
- フロントエンドに関してViteを使用しており、導入当時はソースマップをGitHub Actions等で個別で送信する必要があった
- 現在は公式のVite用のnpmパッケージが用意されているようです
今後の展望
フロントエンドのパフォーマンス確認や分散トレーシングによるアプリケーション全体のパフォーマンス追跡の活用を考えています。
株式会社Schoo / 福島丈士
メンバー / フロントエンドエンジニア
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目次
- アーキテクチャ
- 導入の背景・解決したかった問題
- 活用方法