クオカード デジタルイノベーションラボにおけるClaude Code活用事例

株式会社クオカード / デジタルイノベーションラボ
メンバー / フルスタックエンジニア / 従業員規模: 101名〜300名 / エンジニア組織: 11名〜50名
| ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 | 事業形態 |
|---|---|---|
| 11名〜50名 | 2025年8月 | B to B B to C |
| ツールの利用規模 | 11名〜50名 |
|---|---|
| ツールの利用開始時期 | 2025年8月 |
| 事業形態 | B to B B to C |
導入の背景・解決したかった問題
導入背景
「エンジニアが本質的な業務に集中できる環境を作る」ことを目指し、ラボでは日頃から自動化や効率化を推進するさまざまなツールの導入・運用に取り組んでいます。こうした取り組みの一環として、今回、新たに「Claude Code」を導入しました。
導入の成果
開発効率と生産性の劇的向上
- 実装時間の短縮:単純なコーディングや雛形作成はAIに任せ、7割程度の完成度まで迅速に到達可能
- 本質業務への集中:定型的なコード記述時間が削減され、設計や複雑な処理に注力できるようになった
- 調査工数の大幅削減:既存コードやソースの一次調査にかかる時間を短縮し、認知負荷を軽減
コード品質とレビュー精度の改善
- 品質の向上:AIによるコードレビューで、メモリリークや非効率的なコードを提出前に検知できるようになった
- レビュー効率化:人間が見落としがちな点をAIが指摘することで、自己レビューおよび全体のレビュー精度が向上
開発アプローチの変革
- 効率的なサイクル確立:AIとの壁打ちで方針決定と実装案提案を行い、人間が判断する効率的な開発サイクルが定着
- 新しい技術への対応力向上:知らない言語でも臆せず修正できるなど、技術習得が加速した
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
上記に記載したように、ラボでは「エンジニアが本質的な業務に集中できる環境づくり」を方針として掲げており、AIツールの導入に対する土壌がすでにありました。そのため、大きな障壁はありませんでした。
活用方法
よく使う機能
実装/コーディング支援
- 初期開発:プロトタイプ、叩き台、ボイラープレートの生成
- テスト/修正:SQL、テストコード生成、簡単なソースコード修正
- 横展開:実装の横展開など単純作業
調査・分析
- コード理解:既存コード、仕様調査
- トラブルシューティング:障害・問い合わせの原因究明
- データ分析:ログ解析、CSV解析
レビュー/品質管理
- 品質チェック:セルフレビュー、コードレビューの補助
- テスト準備:テスト/負荷試験のチェック項目洗い出し
より効果的な活用に向けて取り組んでいること
指示の最適化
- 事前準備の徹底:複雑な依頼は「指示書」を作成してから実行し、高い精度を確保
- AIとの協働:AIに指示書の一部を補完させたり、最適なプロンプトをAI自身に質問してノウハウを蓄積
チームでの定型化/共有
- 効率化:よく使うプロンプトをカスタムコマンドとして定型化
- 品質統一:専用エージェント設定ファイルを共有し、チーム全体の出力結果を統一
サブエージェントの活用
- 業務委任:反復作業や定型タスクをサブエージェント化し、メインタスクへの集中を促進
ツールの良い点
生産性向上/迅速な開発着手
雛形コード(ボイラープレート)の作成が得意です。実装方針を伝えるだけで、すぐに動くコードを返し、開発着手までの悩む時間を大幅に短縮できます。
高度な文脈理解と対応力
既存の実装やコードベースを参考にさせた改修・生成がうまくいく、高いコンテキスト理解力があります。人の手で行うよりも楽に、広範囲にわたる一括修正も可能です。
優れた調査/分析能力
複数のファイルを自律的に横断調査・分析できます。既存実装の調査タスクに最適で、複雑なSQLクエリの正確な生成も実現しました。
高い汎用性/環境非依存性
ターミナルベースで利用可能です。IntelliJ IDEA、Xcodeなど、プロジェクト環境を選ばないです。
品質保証の補助ツール
人が見落としがちな重要な観点(定義されたルールなど)を補完します。コードレビューにおける非常に有効な補助ツールとしての役割を果たします。
ツールの課題点
品質不安定/検証必須
エッジケースの考慮不足や思慮の浅い実装が散見されます。情報不足による誤情報(ハルシネーション/嘘)も含むため、そのままリリースは不可能であり、人間のコードレビューと徹底的な検証・修正が必須です。
入力依存性が高い
コード品質が依頼時のインプットに大きく左右される点です。依頼情報の整理不足が意図と異なるコード生成につながります。
表面判断による意図のズレと誤誘導のリスク
AIがソースコードの表面的な情報のみで判断し、意図と異なる回答をする場合があります。短絡的な傾向により、開発者が判断軸を持たないと悪い方向に引きずられるリスクがあります。
参照情報の鮮度管理
情報鮮度が最新でない場合もあるため、ユーザー側の確認管理も必要です。
応答速度と使い分け
簡単な修正依頼でも回答に時間を要する場合があるため、手動で処理した方が早い場面との適切な使い分けが必要です。
利用制限
Teamプランであっても無制限には利用できないという、プラン上の利用制約があります。
今後の展望
ラボでは、こうしたAIツールとの協働をより良いものにしていくために、「どのように指示すれば意図が正しく伝わるか」「どのような活用方法が効果的か」といったノウハウをチーム内で共有しながら、目的に応じた使い方を磨いていきたいと考えています。
また、AIツールごとの特性を理解し、柔軟に使い分けることも、より効果的な活用に向けた鍵になると感じています。
今後もAIとの協働を通じて、より創造的かつ戦略的な業務に集中できる環境を整え、より良いサービスづくりにつなげていきたいと考えています。

株式会社クオカード / デジタルイノベーションラボ
メンバー / フルスタックエンジニア / 従業員規模: 101名〜300名 / エンジニア組織: 11名〜50名
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