Claude Code Actionsを使ったエラー解析
株式会社MG-DX / ueki-tomohiro
テックリード / テックリード
| 利用プラン | 利用機能 | ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 | 事業形態 |
|---|---|---|---|---|
API Plan | Claude Code Action | 11名〜50名 | 2026年2月 | B to B B to C |
| 利用プラン | API Plan |
|---|---|
| 利用機能 | Claude Code Action |
| ツールの利用規模 | 11名〜50名 |
| ツールの利用開始時期 | 2026年2月 |
| 事業形態 | B to B B to C |
アーキテクチャ
アーキテクチャの意図・工夫
Sentry のエラー監視自動化において、Claude Code Actions を GitHub Actions のワークフローに組み込んでいます。Claude Code がソースコードリポジトリ全体にアクセスできる点で、エラーメッセージとスタックトレースだけでなく実際のコードを参照した上で原因ファイルを特定します。
また、 Issue 重複チェックを組み合わせることで、ノイズを最小限に抑えながら重要なエラーのみをチームに届ける設計にしています。
導入の背景・解決したかった問題
導入背景
ツール導入前の課題
複数プロジェクトを並行して運用するなかで、Sentry から大量のエラー通知が届く状況が続いていました。すべての通知が同じ重みで届くため、「本当に今すぐ対応すべきエラー」と「しばらく放置してもよいエラー」の区別が難しく、通知への対応が形骸化しつつありました。
また、エラーを確認してから GitHub Issue を作成するまでの一連の作業(スタックトレースの読み解き、影響範囲の特定、Issue テンプレートへの記入)がすべて手作業であり、エンジニアの時間を消費していました。
どのような状態を目指していたか
課題を解決するために、AI を活用した自動化に段階的に取り組むことにしました。
比較検討したサービス
他の AI コーディングツールとの本格的な比較検討は行っておらず、Claude Code Actions を採用した形です。
比較した軸
- ソースコード全体を参照した上でエラー原因を特定できること
- GitHub Actions などの CI パイプラインと連携できること
- 段階的な移行が可能で、既存の実装資産を活かせること
- API として呼び出せる形式でコストコントロールができること
選定理由
決め手は「ソースコードへのアクセス」です。Claude Code Actions に移行することで、実際のコードを参照しながら原因ファイルやコンポーネントを GitHub リンク形式で特定できるようになりました。
また、既存の GitHub Actions 構成に追加する形で導入できたため、インフラの大きな変更を必要とせずに移行できた点も重要でした。
導入の成果
改善したかった課題はどれくらい解決されたか
Sentry エラーの監視・対応フローが大きく変わりました。定期的にIssueも上がり、解決方法もわかるので、修正しやすくなりました。
どのような成果が得られたか
放置しがちだったエラー処理に向き合うことができ、エラー監視が強化・改善できました。
導入時の苦労・悩み
段階的な改善を重ねる中で、特に苦労したのは GitHub Issue 作成時の重複チェックです。同じエラーに起因する Issue が重複して作成されると管理が煩雑になるため、類似度判定を実装しました。
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
普段からAIを使いこなすことが日課となっています。 業務改善でできることはないか考え、日々の運用をAIに委譲するため、始めました。
活用方法
- エラー原因の解析
- VRTの必要なSnapshotの洗い出し
- Issueの内容を確認・実装してPR作成
よく使う機能
Claude Code Actions
ツールの良い点
ソースコードへのアクセス権限を持ちながら分析できる点が最大の強みです。エラーメッセージとスタックトレースだけを渡す場合と比べ、実際のコードを参照した分析は具体性が格段に向上します。影響ファイルを GitHub リンク形式で示してくれるため、エンジニアが該当箇所へすぐにアクセスできます。
ツールの課題点
API 利用コストはエラー件数やコード量に応じて変動するため、ワークフローの呼び出し頻度やアクセスするファイルの範囲を設計段階から意識する必要があります。
ツールを検討されている方へ
いきなり完全自動化を目指すのではなく、段階的なフェーズ設計でスタートすることをおすすめします。まずはシンプルな通知の自動化から始め、効果を確認しながら AI による分析や自動化の範囲を拡張していくアプローチが安全です。
Claude Code Actions は CI上で動作し、コード全体を参照した分析ができるため、エラー対応やコードレビュー支援など幅広いユースケースに応用できます。
今後の展望
Issue から Claude Code Actions による修正も別途導入しています。エラー検知から修正 PR の作成まで一気通貫で自動化しております。
一方で、自動化の範囲を広げるほど「AI の判断を過信するリスク」も高まるため、人間がレビューするポイントをどこに置くかの設計を慎重に行っていく予定です。
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よく見られているレビュー
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レビューしているツール
目次
- アーキテクチャ
- 導入の背景・解決したかった問題
- 活用方法

