Looker を活用したパートナー連携強化
レビュー投稿日の情報になります
株式会社Belong / tomoyukik
メンバー / データエンジニア
最終更新日投稿日
利用プラン | ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 | 事業形態 |
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SaaS 版 | 10名以下 | 2023年9月 | B to B B to C |
利用プラン | SaaS 版 |
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ツールの利用規模 | 10名以下 |
ツールの利用開始時期 | 2023年9月 |
事業形態 | B to B B to C |
導入の背景・解決したかった問題
導入背景
ツール導入前の課題
Looker Studio でダッシュボードを作成していたが、Google アカウントへのアクセスが難しい外部パートナーなどには csv や Google SpreadSheets など異なる形式で共有する必要があった
どのような状態を目指していたか
外部パートナーにダッシュボード自体を共有し、スムーズなデータ連携が行えること
比較検討したサービス
- Looker Studio
- Tableau
比較した軸
- ユーザの権限管理を行うことができ、ダッシュボードへのアクセスをコントロールできること
- Google Workspace による SSO に依存しないこと
- ダッシュボードの管理が行いやすいこと
選定理由
- Google Account がなくてもダッシュボードを参照することができ、外部パートナーとのデータ共有が行いやすいこと
- 管理画面から権限管理を行うことができる
- ダッシュボードをコード管理できるため、データチームでの管理が行いやすい
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
データの一元管理やダッシュボードのコード管理、API連携など機能が豊富で、データチームにて効率的なダッシュボード管理が可能。 価格は高い一方で、フロントエンジニアへの投資と同等の投資により、効率なデータ活用・データ連携を行うことができ、 Looker によりビジネス成長を加速させることができる。
活用方法
パートナーへのデータ連携
- 在庫状況
- パートナーから仕入れた在庫を抱えすぎず適切に捌けているか
- 検品状況の共有
- 効率的に検品が行われているか
- 取引価格の共有
- 取引価格が適切か、どのエリアで販売するのが最適かなど
よく使う機能
- ダッシュボード
- レポートの配信機能
ツールの良い点
- ダッシュボードを一元管理できるため、ガバナンスを効かせやすい点
- ダッシュボードのコード管理が可能な点
- GitHub と連携が可能な点
ツールの課題点
- 導入自体が高額な上、ユーザ数に応じて課金される点
- LookML や View, Model など、独特の概念があり学習コストがかかる
- 開発者モードの仕様の理解の難しさ
- 権限管理もコードベースで管理を行いたい
- 同名の view の作成ができないなど、暗黙の制約があるものの、エラーなどから判断できない
今後の展望
- セマンティックレイヤーの活用
- パートナーとのデータ連携の拡大
- Gemini in Looker を活用したデータ民主化の推進
株式会社Belong / tomoyukik
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目次
- 導入の背景・解決したかった問題
- 活用方法