mablの導入効果をレビューでご紹介(弁護士ドットコム株式会社)
弁護士ドットコム株式会社 / 田中 翔
メンバー / QAエンジニア
利用プラン | ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 | 事業形態 |
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Growth plan | 11名〜50名 | 2020年 | B to B |
利用プラン | Growth plan |
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ツールの利用規模 | 11名〜50名 |
ツールの利用開始時期 | 2020年 |
事業形態 | B to B |
導入の背景・解決したかった問題
導入背景
導入以前はエンジニアが開発の合間に手動で行っていたテストですが、サービス運用の中でテスト項目が増加することが課題としてありました。 そのため、以降のテスト工数を抑えることを目的とし導入の検討に至りました。
導入の成果
前述の通り、これまでは新機能追加や改善の度に発生するリグレッションテストを手動で実施しており、今後サービス運用していく中で将来的にそれらの工数が積み上がっていくことを懸念していました。 しかし導入後は手動で操作が必要な一部の箇所を除き手動リグレッションテスト工数がほぼ0になり、これまで手動リグレッションテストで消費していたリソースを開発やテストの改善活動に充てることが出来るようになりました。
導入時の苦労・悩み
導入時の苦労とは少し異なる時間軸になるのですが、 クラウドサインがローンチされてからmabl導入に至るまでに複数年が経過していたため、その間にリリースされた機能に対する自動テスト整備が遅れている状態でした。 こちらに関しては、QAチーム全員で開発中の新機能のテストと並行して自動テストの整備に取り組み、ビハインドを取り戻しました。
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
導入背景の通り、課題が明確であったことと自動テストへの理解もされていたため、導入をスムーズに行うことが可能でした。 mablのPlanの拡張についてもテスト工数を抑えるだけでなく安定的なプロダクト開発を目的としてテストカバレッジの拡大とテスト頻度を増加させることを説明し、現在ではより広範囲での使用に至っています。
活用方法
よく使う機能
定期的なリグレッションテストから新規機能開発時のテストまで幅広く活用しています。
E2Eテスト(ブラウザテスト/APIテスト)
- 主に開発中機能、リリース済み機能に対するリグレッションテストに利用
Flow
- ログインなど、テストの基本導線の中で利用頻度が高いテストステップをFlow化しチームで共有
APIステップ
- テスト条件を整えたりテストデータを作成する際にブラウザ操作の代替としてAPIステップを活用
※APIテストについては、事例としてブログを公開しております。
ツールの良い点
- 操作の記録やアサーションの設定が直感的に行えるため、低い学習コストで有効な自動テストをすぐ作れる
- 上述の理由もあり、自動テストの入り口にも最適
ツールの課題点
- 「APIステップ」と「APIテスト」でリクエストが共通利用できない
ブラウザテスト内で利用できる「APIステップ」機能と、APIに直接リクエストを送る「APIテスト」の間でリクエストが共通利用できないため、 ブラウザテストとAPIテストで同じリクエストを使いたい場合、別々にリクエストを作成する必要がある。
弁護士ドットコム株式会社 / 田中 翔
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