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ユビーのシステムアーキテクチャ

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ユビーのシステムアーキテクチャ

最終更新日 投稿日
ubie_architecture.png

アーキテクチャの工夫ポイント

※上記は、現在取り組んでいるリアーキテクチャ後の図になります

Ubieのサービスは一般生活者向け(ToC)と医療機関向け(ToB)のプロダクトの2つに分かれています。
一般生活者向けには、自分の症状を答えるだけで参考病名や近くの医療機関など「受診の手がかり」がわかる症状検索エンジン「ユビー」を提供しており、医療機関向けには、診察や受付業務の効率化や、患者さんからの認知向上など、さまざまな角度から診療の質向上を支援する「ユビーメディカルナビ」を提供しています。

UbieのシステムはToC、ToBのプロダクトそれぞれに、フロントエンドとバックエンドのサービスがあり、その後ろに共通で利用するプラットフォームサービスがいくつかあるような構成になっています。
これまでUbieではKotlinを中心に様々な言語でサービスが作られていましたが、開発言語が多様化することによる生産性の低下が目立ってきたという背景もあり、言語の統一とアーキテクチャの整理をおこなっているのが今です。
プロダクト側のサービスはNode.jsとTypeScriptにすることでフロントエンドの言語と統一し、生産性の向上を狙っています。また、モジュラモノリスにすることでマイクロサービスほど複雑にならず機能ごとにオーナーシップを持って開発できるようなアーキテクチャを目指しています。プラットフォーム側のサービスはパフォーマンスや堅牢性が求められることが多いのでGoを採用し、マイクロサービスとしています。サービス間の通信においてはGraphQLを全面的に採用し、クライアントからの柔軟なクエリを可能にしつつ、サービス間のリソースのアグリゲーションも容易にできるようなシステムを目指しています。

◆執筆:外村 和仁 ユビー株式会社 ソフトウェアエンジニア  @hokaccha

【サービス公式サイト】
https://ubie.app/

会社情報

Ubie株式会社

Ubie株式会社

従業員規模 101名〜300名

エンジニア組織規模 51名〜100名

Ubieは日本の高い医療技術から生まれた問診エンジンとプラットフォームを提供しています。生活者向け、医療機関向け、製薬企業向けと多角的に医療ドメインにおいて価値を提供するプロダクトを開発しています。