AIコードレビュー「Code Rabbit」を導入してみた
株式会社リセ / ox8
CTO・VPoE / VPoE / 従業員規模: 101名〜300名 / エンジニア組織: 11名〜50名
利用プラン | 利用機能 | ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 | 事業形態 |
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Pro | PRレビュー | 11名〜50名 | 2024年2月 | B to B |
利用プラン | Pro |
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利用機能 | PRレビュー |
ツールの利用規模 | 11名〜50名 |
ツールの利用開始時期 | 2024年2月 |
事業形態 | B to B |
導入の背景・解決したかった問題
導入背景
ツール導入前の課題
PRレビューの負担が開発チーム内の特定メンバーに偏っていました。 その中でもケアレスミスなど機械的に検知できそうな指摘も多く、今後の規模拡大を考えた時にチームの柱となるエンジニアがパフォーマンスを発揮しやすい環境を整える必要性を感じていました。
どのような状態を目指していたか
- 「開発者が重要なことに集中できる環境」
- 想定利用イメージ: Jr.エンジニアはPRを出した際にまずCode Rabbitでレビューを行い、指摘事項を全て解消した後にチームにレビュー依頼を出すことで、基礎的な指摘は全て解消された状態で人によるレビューを開始することができる。
比較検討したサービス
- Snyk
- Code Climate
比較した軸
- 日本語化: 日常的に触れるツールだからこそ、ストレスフリーで使えるか。
- 指摘範囲の広さ: 人間を可能な限り代替出来るサービスを探していたため、包括的にレビューを行えるか。
選定理由
PRレビューがしっかりと行えることはもちろん、指摘内容を読むことで、Jr.メンバーの成長にも繋がりそうだと感じた点
導入時の苦労・悩み
導入後に実際に活用して出てきた悩みですが、「CodeRabbitに指摘されたから、全て直さなければ・・・」とチームメンバーにレビュー依頼を出すまでのリードタイムが延びるケースが出てきてしまいました。
「CodeRabbitの指摘をどのように取り扱うか」という点は、事前にチームで認識を揃えておいた方がよかったと思っています。
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
当時はFindy Team+を活用し始めたばかりだったため、PRレビューに具体的にどの程度の時間が掛かっていて、どの程度の削減効果があるかという謂わゆる費用対効果を定量的に示すことは出来ませんでした。
組織拡大期かつベテランエンジニアは社内で限られた人数だったため、今後進めていく組織戦略の障害を前持って取り除くことを軸に上申しました。
活用方法
よく使う機能
PRレビュー
ツールの良い点
- 導入が簡単
- 費用感もお手頃
- しっかり期待値を果たしてくれる
全体的にとてもコスパフォーマンスに優れているツールです。
ツールの課題点
特に無し
今後の展望
当時は、2,600社以上が利用するサービスのDevOpsを4名という少数のエンジニアで開発を行なっていたこともあり、組織全体の生産性を上げていくにあたって、まずは屋台骨となるメンバーの負担を下げていこうという目論見で導入しました。
https://note.com/lisse_developers/n/nfc83bacf3760
当時と比較するとAIツールは開発現場の身近な頼れる存在に大きく進化したため、もっと使い倒せるようにカスタマイズ等にも取り組んでいければと思います!
株式会社リセ / ox8
CTO・VPoE / VPoE / 従業員規模: 101名〜300名 / エンジニア組織: 11名〜50名
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目次
- 導入の背景・解決したかった問題
- 活用方法