GitHub Copilot Enterprise の導入によるチーム全体の開発生産性の向上
株式会社L&E Group / kumaryoya
メンバー / バックエンドエンジニア / 従業員規模: 51名〜100名 / エンジニア組織: 10名以下
利用プラン | ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 | 事業形態 |
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GitHub Copilot Enterprise | 10名以下 | 2023年4月 | B to B B to C |
利用プラン | GitHub Copilot Enterprise |
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ツールの利用規模 | 10名以下 |
ツールの利用開始時期 | 2023年4月 |
事業形態 | B to B B to C |
導入の背景・解決したかった問題
導入背景
会社として導入したのは2023年4月頃です。
元々、個人で GitHub Copilot を使っていたメンバーは何人かいましたが、チーム全体の開発生産性を向上させたいと考え、GitHub Copilot Enterprise プランを導入し、メンバー全員が GitHub Copilot を使えるようにしました。
GitHub Copilot Business プランではなく、GitHub Copilot Enterprise プランを導入した理由は以下の3点です。
- すべての LLM のモデルを使用できること
- プレミアムリクエストの上限数が多いこと
- 新たな機能がリリースされたら、プレビューの段階で早めに使用できること
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
弊社は、便利なツールや新しいツールに関しては、積極的に導入するカルチャーです。
導入にあたって、特に説明などは必要ありませんでした。
活用方法
よく使う機能
GitHub Copilot を導入したことで、チーム全体の開発生産性がかなり向上しました。
導入開始直後は、コード補完のみ使用していましたが、それから多くのアップデートがあり、現在では以下の4つの機能を主に使用しています。
- コード補完
- VSCode でコードを書く際に、AI がコードを自動で補完してくれたり、コメントからコードを生成してくれたりする
- コードレビュー
- GitHub で作成したプルリクエストの Reviewers に GitHub Copilot を追加することで、レビューをしてくれる
- メンバーにレビューを出す前の一次レビューとして使用している
- エージェント
- VSCode 上で GitHub Copilot に指示を出すことで、AI が自律的に動いてくれる
- issue を起票してもらったり、リファクタリングしてもらったりするなど、多岐にわたる使用方法がある
- MCP
- 設定を追加することで、Slack や Figma などと連携できる
- 使用例
- ① GitHub MCP サーバー を用いて GitHub Copilot に issue を起票してもらう
- ② Slack MCP サーバー を用いて GitHub Copilot から Devin に実装を依頼してもらう
- ③ Devin が 起票された issue をもとに実装する
- 詳しくは こちらの記事 をご確認ください
ツールの良い点
- VSCode の場合、拡張機能をインストールするだけで導入できる
- VSCode や GitHub 上で使用できるので、普段の開発フローに取り入れやすい
- ChatGPT、Gemini、Claude など複数の LLM を使用できる
ツールの課題点
- たまに誤作動することがある(例:Ask モードなのに、ファイルが編集される)
ツールを検討されている方へ
GitHub Copilot を導入したことで、チーム全体の開発生産性がかなり向上しました。
コーディングの補助だけでなく、issue の起票や、レビューにも役立つため、幅広い場面で活躍してくれます。
かなりの頻度でアップデートもされているので、今後更なる性能の向上が期待できそうです。
株式会社L&E Group / kumaryoya
メンバー / バックエンドエンジニア / 従業員規模: 51名〜100名 / エンジニア組織: 10名以下
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目次
- 導入の背景・解決したかった問題
- 活用方法