Grafana導入による運用保守業務の効率化
株式会社ウィルゲート / sasaki sho
チームリーダー / バックエンドエンジニア / 従業員規模: 101名〜300名 / エンジニア組織: 11名〜50名
ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 | 事業形態 |
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11名〜50名 | 2019年3月 | B to B |
ツールの利用規模 | 11名〜50名 |
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ツールの利用開始時期 | 2019年3月 |
事業形態 | B to B |
アーキテクチャ
導入の背景・解決したかった問題
導入背景
導入には携わっていないので割愛させていただきます。
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
導入には携わっていないので割愛させていただきます。
活用方法
チーム内で日々のモニタリングに活用しています。
また、社内コンサル向けにアカウントを発行し、顧客情報などの閲覧に使用しています。
よく使う機能
- Dashboard(ダッシュボード):各データを可視化したパネルを組み合わせて、独自のダッシュボードを構築しています。主にシステムのパフォーマンスや利用状況の確認に利用しています。
- Alerting(アラート通知):アラート定義を自由に設定できます。リソースとシステムエラーのアラートを定義し、Slackと連携して通知しています。
ツールの良い点
データの視覚化に用いるチャートの種類が豊富で、自由に組み合わせることで拡張性の高いダッシュボードを作成できます。主に、データベースの情報を分析・可視化し、必要な顧客情報へ社内コンサルタントがアクセスできるような形で提供しています。
様々なデータソースに対応しているため、異なるソースからのデータを統合し、一つのダッシュボード上で管理・視覚化することが可能です。Prometheusやデータベースと連携し、リアルタイムでシステムのパフォーマンスや稼働状況をモニタリングしています。
アラートを個別に設定でき、通知設定により任意のタイミングで通知を受け取ることができます。弊社では、Slackと連携することで、異常が発生した際にSlack通知を送信しています。
ツールの課題点
データベースの情報を可視化するには、ある程度のSQLの知識が必要です。また、クエリの構築にはGrafana特有の文法もあるため、慣れるまでは少々混乱することがあります。
(これはツール自体の問題ではありませんが)データ可視化には一定の知識が必要です。Grafanaの視覚化機能は拡張性が高いものの、有効なダッシュボードを構築するためにはデータ分析の視点も求められます。
その他
ツールを活用する中で失敗したエピソード
複数のパネル(データを可視化したパーツ)を一つのダッシュボードに集約したことで、画面を開く際にデータベースへのアクセスが集中し、一時的にデータベースの負荷が高くなる問題が発生しました。現在は、不要なパネルの削除や最小化を行い、再発防止に努めています。
ツールを検討されている方へ
インストールや設定が比較的容易で、導入の負担が軽く、すぐに使いこなせるのがメリットです。
また、Prometheus、AWS CloudWatch、RDSなどの主要なサービスにも対応しています。アラート機能も独自に設定可能で非常に便利です。ダッシュボードツールをお探しの方は、ぜひ検討してみてください。
株式会社ウィルゲート / sasaki sho
チームリーダー / バックエンドエンジニア / 従業員規模: 101名〜300名 / エンジニア組織: 11名〜50名
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目次
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- 導入の背景・解決したかった問題
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