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【投票キャンペーン対象】Goalsのデータアーキテクチャ

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【投票キャンペーン対象】Goalsのデータアーキテクチャ

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アーキテクチャの工夫ポイント

データ基盤アーキテクチャ投票キャンペーン バナー 株式会社Goalsでは、食品産業サプライチェーンの利益構造の改善を目指し、飲食店の発注を自動化する「HANZO 自動発注」を2020年に提供開始以降、「HANZO」シリーズの新サービス開発や機能追加を行なっています。

アーキテクチャ選択の背景や意図

「HANZO」シリーズは主にAWS上で構築しています。
特に運用管理にコストがかからないよう、ECS Fargateをメインとするサーバーレスサービスを積極的に採用しています。

データストアはAurora PostgreSQLに大半のデータを保持していましたが、顧客の増加やマルチプロダクト化に伴い、「HANZO」シリーズのサービスが利用する分析系データストアとしてはGlueとS3を利用するようにしました。

また、インフラ構成はCDKとTerraformを用いてIaC管理しており、インフラ構成への適用もGitHub Actionsを利用した自動化を実現しています。
これによりスポット的な環境構築が必要になった場合にも、工数をかけずに迅速な対応を行うことができています。

さらに、データ分析や監視が可能な基盤として、DatadogとRedashを用いています。
ユーザビリティの向上等の目的から、エンジニア以外でも分析・監視ができるようにアカウントを全社的に発行しています。
RedashはQuery Resultsを利用して複数データソースを結合しダッシュボードやリアルタイムの不整合検知のアラートとして利用しています。

現在の課題と今後の改善予定

新規サービス・機能追加や利用ユーザーの増加に伴い、主要なデータベースとして利用しているAurora PostgreSQLについて、ストレージサイズの増加・クエリ実行のパフォーマンス低下といった課題を抱えています。
この課題に対してAurora PostgreSQLに保存されている長期間のトランザクションデータをRDS以外のデータストアへの移管を検討しています。

また、現状Redashについては、定期実行されるクエリをGit等のVersion管理ができていません。
クエリの運用管理がしやすいサービス・ツールへの移管を目指しています。

◆執筆:今村 光希 @imamura_ko_0314

アーキテクチャを構成するツール

会社情報

株式会社Goals

株式会社Goals

従業員規模 51名〜100名

エンジニア組織規模 11名〜50名

Goalsは「食品産業の、ロスをなくす。」をミッションに掲げ、食品産業サプライチェーンの利益構造の改善を目指しています。現在は外食産業の改革に着手し、飲食店の発注を自動化する「HANZO 自動発注」を2020年に提供開始以降、「HANZO」シリーズの新サービス開発や機能追加を行なっています。