Claude Codeを活用した開発スタイル
レビュー投稿日の情報になります
ディップ株式会社 / secchanu
メンバー / フロントエンドエンジニア
最終更新日投稿日
| 利用プラン | ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 |
|---|---|---|
Max Plan | 101名〜300名 | 2025年5月 |
| 利用プラン | Max Plan |
|---|---|
| ツールの利用規模 | 101名〜300名 |
| ツールの利用開始時期 | 2025年5月 |
導入の背景・解決したかった問題
導入背景
- 20年以上続くサービスの複雑化により認知負荷が高く、属人的な開発をしている状態でした。
- 当時の状況として、新規機能開発よりも既存機能の保守・デバッグに多くのリソースが割かれ、リリースサイクルが長期化していました。特に、サービス立ち上げ当初から在籍する一部のベテラン開発者に知識やノウハウが集中しており、これが大きなボトルネックとなっていました。
- 一部のメンバーが先行して利用しており、全社導入以前より利用することによる効果には期待できるものがあったため、全社で導入できるプランを選択し導入に踏み切りました。先行利用では、特に複雑なレガシーコードの解析や、ユニットテストの自動生成において、目覚ましい効果が確認できていました。
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
- 属人性の排除と品質の安定化: AI支援によるコード生成・レビュー・テストにより、ベテラン依存の知識を形式知化し、開発プロセスの標準化と品質の底上げを図る。
- 認知負荷の軽減と生産性向上: 複雑化したコードベースの理解にかかる時間をAIがサポートし、メンバーが本来注力すべき新しい価値の創出に集中できる環境を実現する。
- 将来的な技術負債の解消: AIが既存コードの解析とリファクタリングの提案を行うことで、長年の技術負債の解消を加速させ、サービスを再び成長軌道に乗せるための基盤を整備する。
- 早期のキャッチアップと定着: すでに一部メンバーによる先行利用で効果が確認できているため、全社導入後のスムーズな利用開始と、早期のROI(投資対効果)実現が見込めること。
活用方法
よく使う機能
- MCP
- Atlassian: Jiraチケットの取得・作成
- Figma: デザインの参照
- Playwright: 動作確認
- 自作: 足りない機能の追加
- カスタムコマンド
- タスクの分解
- Jiraチケットから実装
- プルリクエストの作成
- テストの追加
- PRコメントへの対応
- サブエージェント
- 観点別レビュー
- ブラックボックステスト
ツールの良い点
- 実装中に手を離せる時間が増えた
- 他チームとの連携に使える時間が増えた
- 企画側とプロダクトについて考える時間が増えた
- 情報やルールが揃っていればほとんど自動で実装できる
- 既存システムの調査時間が短縮された
ツールの課題点
(他のAIツールと共通の課題もありますが)
- ルールを確実に守ってくれるわけではない
- 画像まわりが弱い
- 必要な情報の注入が大変
ディップ株式会社 / secchanu
メンバー / フロントエンドエンジニア
よく見られているレビュー
ディップ株式会社 / secchanu
メンバー / フロントエンドエンジニア
レビューしているツール
目次
- 導入の背景・解決したかった問題
- 活用方法


