ファインディ株式会社 転職開発チームのDevin導入事例
ファインディ株式会社 / nipe0324
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利用プラン | ツールの利用規模 | ツールの利用開始時期 | 事業形態 |
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Team | 10名以下 | 2025年1月 | B to B B to C |
利用プラン | Team |
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ツールの利用規模 | 10名以下 |
ツールの利用開始時期 | 2025年1月 |
事業形態 | B to B B to C |
導入の背景・解決したかった問題
導入背景
私たちは開発生産性の向上に対して、日々さまざまな取り組みを行っています。
Devinに簡易な機能改修やリファクタリングを任せ、人がより創造的な仕事や複雑なタスクに集中し、開発生産性を向上させることを目指しました。
比較検討したサービス
- GitHub Copilot
- Cursor
- Cline
比較した軸
- どこまで自律的に開発タスクを行えるか
- プライバシーポリシーや情報漏えいリスク
選定理由
意思決定時点では、有力なスタンドアローン型の自律的な開発AIエージェントが存在しなかったため。
導入の成果
Devinに軽微な改修やリファクタリングを任せることでメインのタスクに集中しやすくなりました。
しかし、Devinが作成したPRのフォローやDevinのタスク精度のばらつきの課題があります。
そのため、コスト削減や開発期間の短縮といった成果につなげるには引き続き改善が必要です。
導入に向けた社内への説明
上長・チームへの説明
開発部として生成AIの活用を推進しているため、導入に対しても前向きに受け入れてもらえました。
「スモールスタートとリスクを限定的にしてほしい」というフィードバックを受けたので、月単位でDevinの継続利用の判断をすることと、特定リポジトリから段階的にDevinの導入を進めていきました。
活用方法
- イシューの作成や影響範囲の調査
- 軽微なタスクやリファクタリング
- コードベース全体を変更する対応の横展開
よく使う機能
- SlackやVS CodeからDevinにタスクを依頼
- Knowledgeを調整して作業内容の精度を高める
ツールの良い点
- SlackやVS Codeなどから気軽にDevinにタスクを依頼できる
- Devin自身の開発環境で作業するためタスクを任せやすい
- 横展開が必要なタスクは、並行して作業依頼をすることでスピーディに対応できる
- イシュー作成、影響範囲の調査、レビュー対応、ブラウザ操作など対応範囲が広い
ツールの課題点
- 対応精度にばらつきがあり、期待水準に達しないケースもあるため、しばしば人手による支援が必要になる
- 対応するスピードはGitHub CopilotやCursorと比べるとまだ遅く、おおよそ1.5-2倍ぐらいかかる
ツールを検討されている方へ
まずはGitHub Copilot、Cursorなど類似ツールを試し、できること・できないことを見極めるのが有効です。その上で良い結果が得られた場合は、Devinの導入を検討するのが良いと思います。
今後の展望
Devinのタスク精度の向上と精度のばらつきを減らし、誰もがタスクを気軽に任せられるようにしていきたいです。
生成AI界隈は動きが早いので、今後どのプレイヤーが登場しどのように進化していくのかわかりません。そのため、Devinを試しつつ、他のAIエージェントやAIアシスタントも併用しながら、開発生産性を高めていきたいと考えています。
また、既存の仕組みを効率化するだけにとどまらず、AIエージェントと人が協業することでより高い付加価値を出せるような開発のあり方も考えていきたいです。
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