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【投票キャンペーン対象】「Data × AI」でデータの民主化を実現するデータ基盤アーキテクチャ

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【投票キャンペーン対象】「Data × AI」でデータの民主化を実現するデータ基盤アーキテクチャ

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アーキテクチャの工夫ポイント

データ基盤アーキテクチャ投票キャンペーン バナー

アーキテクチャ選択の背景や意図

株式会社キカガクは、"教育"を軸にDX推進を支援しており、企業向けのオンライン学習プラットフォームである「キカガク for Business」と、個人向けのオンライン学習プラットフォームである「キカガクラーニング」を運営しています。
今回は、「キカガク for Business」や「キカガクラーニング」といったプロダクトの範囲に留まらず、企業活動全体を支えるデータ基盤についてご説明します。

このデータ基盤の設計の背景には、「データの民主化」というキーワードがあります。
全社員がデータを活用できる状態を目指し、社内に散在するあらゆるデータを BigQuery に集約し、一元化を進めています。
この一元化は、「どこに、どんなデータがあるか」を誰もが把握できるようにすると同時に、後述する AI エージェントとの連携性を高める目的もあります。
BigQuery を採用した理由としては、既存のインフラが Google Cloud であったことや、DWH に関する多くの知見が一般に公開されていることが挙げられます。

また、「全社員が簡単にデータを活用できること」を実現するため、自然言語を使ってデータの抽出、加工、分析、そして可視化(グラフ化)ができる AI エージェントを、「ADK + MCP Toolbox」を用いて構築しました。
これにより、SQL などの専門知識がない従業員でも、チャットを通した対話形式でデータの抽出から可視化までが可能となり、データ活用のハードルを劇的に下げ、データの民主化がより進むことを期待しています。

現在の課題と今後の改善予定

キカガクのデータ基盤はまだ初期段階であり、今後のデータ活用が本格化するにつれて、新たな課題が顕在化することが想定されています。
例えば、分析側のニーズを満たせない品質のデータが出現したり、各部署が個別にデータマートを作ることによりデータの重複やばらつきが発生したりといった問題です。
これらの課題に対応するため、今後はデータガバナンスの整備やデータ品質のモニタリング体制の強化などを予定しています。

◆執筆:矢ヶ崎圭 @1616_imuimu

アーキテクチャを構成するツール

会社情報

株式会社キカガク

株式会社キカガク

従業員規模 101名〜300名

エンジニア組織規模 11名〜50名

株式会社キカガクは「あるべき教育で人の力を解放する」をミッションとして掲げ、教育を軸として人材領域で企業の DX を支援しています。主なプロダクトとして企業の DX 人材育成支援サービス「キカガク for Business」、A I などの最新技術を e ラーニングで学べる「キカガクラーニング」を提供しています。