【投票キャンペーン対象】Hacobuのデータアーキテクチャ
アーキテクチャの工夫ポイント
アーキテクチャを選定した背景や意図
Hacobuでは、物流DXプラットフォーム「MOVO」などの物流SaaSを運営しています。これらから得られるデータを活用して、社内外問わずユーザーのカイゼン活動における意思決定を支援するために、データ基盤アーキテクチャを段階的に整備してきました。
工夫ポイントは以下の3つです。
- シンプルな構成:最小限の構成で保守性を高め、各レイヤの役割を明確に。
- 少人数運用:自動化や Fivetran・dbt を用いた運用効率化により、2名体制でも安定運用可能に。
- データ提供の迅速化:ETL最適化とセルフサービス環境で分析を加速。
現在の課題と今後の改善予定
昨年までは、データ活用の間口を広げるため、事業部門からの要求にも柔軟に対応できる構成としていました。しかし、いわゆるデータ分析パイプラインの「ラストワンマイル問題」が発生し、ユーザーがすぐにデータを活用することが難しくなる場面も出てきました。
この課題に対して、Lookerによるセマンティックレイヤーの導入や、AIの回答精度を高めるためのメタデータ整備を進め、より生成AI型のデータ基盤強化を図っていく方針です。
◆執筆: テクノロジー本部 CTO 室 データエンジニア dach @dach_chikin
【サービス公式サイト】
アーキテクチャを構成するツール
会社情報

株式会社Hacobu
従業員規模 101名〜300名
クラウド物流管理ソリューション「MOVO」や物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy」を通じて、「運ぶ」を最適化しています。MOVOシリーズでは「トラックの入出庫をコントロールできない問題」「トラックの位置情報を把握できない問題」「煩雑なトラック手配の問題」などを解決するシステムを提供しています。
株式会社Hacobuの利用ツールレビュー
AIコード生成

Cursorを導入したら開発効率が向上、知見の共有によるコミュニケーションも活発に
株式会社Hacobu / けんにぃ
メンバー / バックエンドエンジニア / 従業員規模: 101名〜300名 / エンジニア組織: 11名〜50名
Web/UI自動化テスト

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株式会社Hacobu / 杉森太樹
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APIテスト

Postman導入でQAチームのAPIテスト効率化:手動テスト時間を大幅短縮
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メンバー / QAエンジニア