監視・オブザーバビリティのツール - 製品一覧から機能の違いや活用事例を紹介
オブザーバビリティは、可観測性と日本語に訳され、システムやアプリケーションの内部状態を外部から観測し、何が起きているかを理解する能力を指します。
これにより、予期せぬトラブルを防ぎ、問題の原因を迅速に特定できます。オブザーバビリティと従来の監視の大きな違いは、単にシステムが何をしているかを監視するのではなく、なぜ問題が起きたのかを理解し、解決に導くためのデータと洞察を提供する点です。
このページでは監視・オブザーバビリティを実行できるツールを紹介します。
オブザーバビリティは、可観測性と日本語に訳され、システムやアプリケーションの内部状態を外部から観測し、何が起きているかを理解する能力を指します。
これにより、予期せぬトラブルを防ぎ、問題の原因を迅速に特定できます。オブザーバビリティと従来の監視の大きな違いは、単にシステムが何をしているかを監視するのではなく、なぜ問題が起きたのかを理解し、解決に導くためのデータと洞察を提供する点です。
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監視・オブザーバビリティの活用事例
「srest(スレスト)」は、AWSの運用におけるインフラログやコストをプロダクトを横断して一元管理を実現するAWSの横断監視ツールです。
障害の未然防止を大きな目標に掲げ、AWSだけではなく各種クラウド監視ツールとも連携することで、ログの分散による重要なイベントの見逃しを素早くキャッチアップし、障害の根本原因の特定や、予防措置を講じることが可能です。
また、AWSのコストを可視化することで、コスト上昇の早期検知や、集約しているログからコスト上昇の要因分析を行うことも可能です。
Qodana は JetBrains の静的コード解析を使用したチーム向けのコード品質プラットフォームです。 CI 側で解析をトリガーし、CI ツールまたは IDE 内にフィードバックを即座に提供できます。また、開発チームが合意した品質基準を満たせるように支援します。 Qodana を使用することで、チームは可読性、保守性、および安全性に優れたコードを作成し、自信をもってソフトウェアを出荷することができます。
Bugsnag は、JavaScript、Java、Kotlin、Ruby、Python、Unity、Unreal Engine など、既存のプラットフォームに統合して、モバイル、Web、バックエンド、ゲーム、デスクトップ アプリなどのエラー監視、レポート、アラート通知、診断キャプチャを自動で行うことができます。
アプリの安定性目標を設定して追跡し、目標を下回ったら介入することで、タイミング良くバグに対応することが可能です。エラーは影響度に応じて優先順位が付けられ、適切な開発チームに割り当てられます。自動取得される診断データから原因のコードを特定し、エラーに至ったユーザー アクションを追跡して、バグを効率良く修正し、アプリの安定性を高め、ユーザー エクスペリエンスを向上できます。
Bugsnag は 50 種類以上のプラットフォームに統合でき、既存のワークフローやツールとも連携可能です。
MaxGaugeは、データベースの性能分析と可視化ができるDPMツールです。
DBに関する稼働情報を24時間365日、詳細なレベルまで自動で収集。
収集された情報はリポジトリーサーバー(MaxGauge Server)へ保存・蓄積します。
ユーザーはWebブラウザーからリポジトリーへアクセスすることで操作性に優れたGUIを使って「いつ何が起こっていたのか?」を自由自在に調査・分析することが可能です。
日頃からデータベースの稼働情報を収集しておくことで、トラブルが発生した場合でも[即原因調査]からスタートすることができ、DBエンジニアの作業工数を50%以上削減する効果も期待できます。又、トラブルシューティングに費やす時間と労力を飛躍的に向上させることができます。
Prometheusは、システムやサービスのモニタリングおよびアラート機能を提供するオープンソースのツールです。時系列データベースを使用してメトリクスを収集・保存し、高度なクエリ機能と柔軟なアラート機能を備えています。主にクラウドネイティブアプリケーションの監視に利用されています。
AWS CloudWatchは、AWSのクラウドリソースとアプリケーションの監視と管理を行うためのサービスです。メトリックス、ログ、イベントなどを収集、追跡し、可視化することで、システム全体の状態を把握し、問題の早期発見と解決をサポートします。
GitHubやDatadog、Snowflakeなどさまざまなデータソースと連携したオブザーバビリティプラットフォームです。オープンソースで無料から始めることができ、各データソースから取得した情報を1つの画面でリアルタイムに可視化することができます。
※ファインディ調べ(公開されている情報をもとに掲載をしています)。情報に誤りがある場合は、お問い合わせください。
DynatraceはオブザーバビリティとAIOpsのリーダーとしてITサービス運用保守の課題を解決します。
AIが膨大な監視データの依存関係を紐解き、トラブルの根本原因を特定、トラブル対応の属人化を避け、運用監視の自動化を促進します。
またエンドユーザー体験の劣化をリアルタイム検出が可能。ユーザー操作・ブラウザ種類・OS・ロケーションの多次元での異常検出を行います。
Sentryは、アプリケーションのパフォーマンス監視とエラートラッキングを行うためのプラットフォームです。 リアルタイムにアプリケーションのエラー検出や分析、改修ができるようにサポートします。JavaScript、Python、PHP、Java、Rubyなど、さまざまな言語やフレームワークに対応しています。 グローバルでは、350万人以上の開発者、8,500以上のチーム・会社がSentryを利用しています。
Splunkは2003年、複雑なデジタルインフラの問題を解決することを目的に設立されました。それ以来、お客様が組織内のデータの広大かつ深遠な迷宮を探索するお手伝いをしています(「洞窟探検家」を意味する「Spelunker (スペランカー)」がSplunk (スプランク)の名前の由来です)。
この20年の間にデジタルが社会の表舞台に立つと同時に、そのリスクが急増、多様化する中で、Splunkも多くの進化を遂げました。Splunkは1,100件以上の特許とイノベーションの組織文化を武器に、常にお客様のニーズの一歩先を行くソリューションを提供してきました。現在、世界最大級の大規模かつ複雑な環境を運用する多くの組織が、ミッションクリティカルなシステムのセキュリティと信頼性を維持するためにSplunkを活用しています。
日本支社を2012年2月に開設し、東京の丸の内・大手町、大阪および名古屋にオフィスを構えており、すでに多くの日本企業にもご利用いただいています。
Splunkが目指すのは、より安全でレジリエント、つまり変化への対応力の強いデジタル世界を作ることです。Splunkは、組織の安定運用を支えるセキュリティ、IT運用、DevOpsの各チームを支援することで、この目標に着実に近づいています。デジタルシステムのレジリエンスが向上すれば、組織は変化に適応し、イノベーションを推進して、優れたカスタマーエクスペリエンスを提供できます。
レジリエンスはチームワークです。Splunkとともに高めていきましょう。
「クラウド運用の道標」となるSaaS型サーバー監視サービス
Mackerel(マカレル)は、クラウド・オンプレミスなど様々な環境に対応したSaaS型サーバー監視サービスです。導入はコマンドを実行するだけ。見やすいUIで情報を可視化し、柔軟にアラート通知を行うことができます。
豊富なAPIと専門のエンジニアによる日本語サポート、日本語ドキュメントも好評で、SIer様やMSP事業者様向けのプランもご用意しています。
Datadogは、クラウドアプリケーション向けのオブザーバビリティおよびセキュリティプラットフォームを提供しています。Datadogの SaaSプラットフォームは、インフラストラクチャーのモニタリング、アプリケーションパフォーマンスモニタリング、ログ管理、リアルユーザーモニタリング、その他多くの機能を統合および自動化し、お客様のテクノロジースタック全体に統合されたリアルタイムのオブザーバビリティとセキュリティを提供します。Datadogは、あらゆる規模の企業、幅広い業界で使用され、デジタルトランスフォーメーションとクラウド移行を可能にし、開発、運用、セキュリティ、ビジネスチーム間のコラボレーションを促進し、アプリケーションの市場投入までの時間と問題解決までの時間を短縮し、ユーザーの行動を理解し、主要なビジネス指標をトラッキングします。
フルスタックオブザーバビリティ(Full-Stack Observability)により、エンジニアは優れたソフトウェアを計画、構築、デプロイ、実行できます。メトリックス、イベント、ログ、トレースといったすべてのテレメトリデータを統合したデータプラットフォームを持ち、分析ツールとの組み合わせで迅速に解決策を見出すことができるのは New Relic だけです。「何を」ではなく「なぜ」を明らかにします。